『魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』を視聴
※一応、ネタバレ注意
早いもので公開から早一ヶ月。
え、何回観たかって? なんで期待してるんですかね…。
そりゃあ映画けいおん!30回観たけどさ…まどマギはまどマギだしさ…。
特典など
A.実質7回(8回中、1回は特典目当て)
10/26(4回:色紙) 11/02(ポスカ) 11/09(フィルム) 11/16(マナマギ) 11/23(大入り)
ついてきてくれた弟や交換して頂いた方々に感謝。深夜最速上映から始まって
初日朝、レイトショーと、どうにか1日でコンプリート。台風で大雨だったり上映中も
色紙だけはコンプリートしたかったので、最速上映に弟を拉致った。
最速上映が深夜帯に2回あったので初回は特典だけ貰って2回目が本命で入場という手口。
これで4枚確保して、翌朝の初回で5枚目。5枚手札が揃えばあとは交換で行けるでしょうと。
他の用事もあって東京行ったから、映画こそ見なかった(というか満席ばかりだった)けど
交換目当てでバルト9とかピカデリーの辺りをウロウロしてました。結果、1人と交換成立して
3種が4種になったけど、ラスト1種が揃わず泣く泣く山梨に帰り。レイトでダメ押しして6枚目。
でもやっぱりラスト1種が揃わなかったので、どうにか声かけて交換して揃えたという必死さ。
いや、5週に渡る週替わり特典なら律儀に5回観たさ…週替わり特典でランダム5種、しかも
次週には特典が入れ替わるって訳が分からないよ。ま初めからコンプ前提じゃないんだろうけど。
2週目特典のポスカはさやかちゃん。全てを知ったポジションはカッコ良過ぎた。次期主人公やな?
3週目以降特典のフィルムコマはご覧の通り。どのシーンか分からない…って事は無いやね。
1本目で既に1番お気に入りのシーンが出ているのでお腹いっぱい…。ぼちぼち感想いこうか。
感想など
まぁやりたい放題やった感あるよね…。
絵に描いたまんまの魔法少女ものだったら?とか、5人が共闘していたら?とか、
魔法少女同士の戦いとか、ラストの使い魔含めたキャラ総力戦とか、二次創作的なノリとか、
もうとにかくやれるだけの事やってる感じがひしひしと伝わってくる。ファンなら間違い無く感涙もの。
まどマギはやっぱり濃い。そして先が読めない。だから面白い。
で、すべて分かった後にもう一回観ても、それはそれでまた違った面白味がある。
同じ映像同じセリフでも、内容を知っているが故にうおおおってなる場面幾つも在る(それが良い
だから1回しか観ないのは勿体無い。いやもう映画は複数回観る物だと思ってる自分が
言ってもアレかもしれないけど、情報量的に1回で把握するのはほぼ無理のハズなので
1回目はとにかく圧倒されて、でパンフレットやインタビューを読んだうえで2回目を観て。
3回目辺りで前半のナイトメア退治の件なんかを楽しむ余裕が出てきて実際楽しいんだ。
前半の件は初見だと、オイオイこんなんに時間割いちゃってこの後どうなるのとか
いやさすがにちょっとこれは…と少し引いて観てたりと、どうも素直に楽しめないノリで。
でもそれが複数回観ていると回復ゾーンみたいになる。後に控えてる重い展開も相俟って。
変身バンクとか好きだなー。個性も出ていて、流れるBGMも各キャラのテーマ曲アレンジで。
劇場版だからか丁寧に描かれる変身も、今思えばテレビシリーズは大分アッサリしてるよね。
ああBGMと言えばそうだよ曲も良いよね…。作品通してのテーマ曲なのか
冒頭の“まだだめよ”(仮称)アレンジが作中幾つも流れて一々たまらない…。
前後編の時もそう、アレンジが大分お気に入りだったけど、劇場版サントラってまた
Blu-rayの特典になるだろうから当分先の話だよなぁ。サントラだけでも早く出て欲しい。
映像も演出も良いんだけど、ほとんどBGM聴くの目当てで劇場に毎週通ってる感あった。
話が逸れた。それから内容に関しては。難しい様でそこまで難しくもない。
初見だと色々思考があっちいったりこっちいったりで整理しながらだからスッと頭に入って来ないけど。
基本QB先生が解説している通りで、
魔女である事を忘れたほむらと神である事を忘れたまどかの堂々巡りが根幹にある。
それと前後編(テレビシリーズにプラス2,3周した)の続き、がこの叛逆の物語、という設定。
あと決してブレないキャラ設定もそう。
QBにとっては何が達成出来れば都合が良いのか。ほむらにとっては何が第一の目的だったのか。
これらを頭に入れておけばそんなに難しくは無い…ハズ。そう、ブレないんだよなQBもほむらも…。
キャラがしっかり立ってる作品ってやっぱり面白い。キャラがブレなければ作品そのものもブレない。
また逸れた。
で、やっぱり続きが見たい…ね。そういう終わらせ方してるしさ…。
テレビ版(前後編)の終わり方は、それなりに丸くキレイに収めた感はあった。
でもこれ中学生なんだよなー、中2でこれだけ背負えるものかなー、という1点を除いては。
なので今回、叛逆でまどかの本心が知れたのは良かったなぁ。しっくりきた。そりゃそうだよな、と。
だがあの終わり方である。
普通にほむらが円環されて終わりだと思ってた人も居ただろうに、あの終わり方である。
まぁ普通に終わったら終わったで、まぁこんなものか程度で話題になって終わりだろうし
そう来なくては…程度に思える、アレ位やってくれた方がまどマギらしいのかもしれない。
だから実はちょっと期待してた。公開前に「覚悟をもって見届けて欲しい」なんて言ってたから
覚悟って何事…んじゃいよいよ誰かしら敵キャラになっちゃう感じなのかなーとは思っていたらば。
スポーツ報知特別号のインタビューにもあったけど、
テレビ版(前後編)がハッピーエンドに見えてバッドエンドだとしたら
新編はバッドエンドに見えてハッピーエンドなのだそうだ。バッドに見えてハッピー…。
いや…ほむら本人が良ければ良いんだろうけど、でもやっぱりそれで本当に良いのかと疑ってしまう。
一見あの世界は何も不都合は無いかの様に見えるけど、みんなが生きていて、
魔法少女の救いだった円環の理はそのままに、まどかの人としての記録だけが帰って来て、
なーんて都合の良い世界なんてやっぱりあり得ないんだ。まどかが渡り廊下で一瞬元に戻りかけた様に
不安定で長続きしそうにないし、自分勝手にルールを破るのは良くないと救った本人の口から聞いてしまうし。
ほむらも本心では分かってるハズだろう、それでも良いのかね…ほむらにだって救いはあって欲しいんだけど…。
…てな感じで、まぁ大した感想にも考察にもなってないけど、
どうにかして次を描いて欲しいなぁと思う今日この頃。あれだけ丸く収まった物語の終わりに
これだけの続編を足せるなら、道程は困難だろうけど、或いはやってくれるんじゃないか…と思ってしまうのでした。