今週のお題「お引っ越し」

親の仕事柄、小さい頃は結構やってた。今の一戸建てに落ち着くのも

小学校に入学するひと月前とかそんな感じ。だから実質、転校生だった。



昔から保育園からの仲とかに変に憧れてた。

弟達は未だ幼かったから、そういう仲で居られた様だけど。

自分も保育園の頃の友達が大好きだったし、今だって名前を言える位だ。

でも、向こうからしたら自分なんざ覚えられてもいなんだろうな…と思うと物凄く寂しくなる。



無理も無いけど。そんな幼少期の想い出ってだけでも厳しいのに、向こうからしてみれば

大勢居る園児の中のたった一人が欠けただけだ。覚えている訳が無い。別れるのが嫌で

泣き喚きながら帰りの車に乗っていたな…。せめてあの頃から。今ぐらいの通信技術が、

メールだとか、そういった類のものが発達していたら、きっと今でも繋がりを保てたのかな

とか、引っ越さなかったら、どんな学校に入学して、どんな進路に進んで、どんな社会人に

なっていたのかな、とか時々考える事がある。けど引っ越さなかったら当然、今も無い訳だ。



そう考えると人生って本当に微妙で、

さじ加減たった一つで幾らでも、どうにでもなるんだなと思わされる。

真面目に考えて真面目に悩んでも、案外その内どうにかなっちゃう気がしてならないんだよね。



まったくね。馬鹿馬鹿しい話だよね。

だからクソ真面目に考えるスタイルを手放しつつある昨今。

考え過ぎない事が大切。ここ数年で学んだこと。全く考えないのもアレだけど。